2011年も年末が近づき、忘年会などでお酒を飲む機会が増えるこの時期。「今日こそは飲み過ぎないぞ!」と毎回思いながら、ついつい飲みまくってしまうという方に朗報だ。「音楽が流れていない場所では飲酒量が減る」ということが最新の研究で明らかになったという。
ポーツマス大学のスタッフォード教授は、男女80人に様々なお酒を飲んでもらい、甘さや苦さなどの味を記録してもらうという実験を行った。その際、被験者たちには静かな場所、音楽のみが流れている場所、音楽とテレビのニュース音声が同時に流れている場所など、いくつかの異なる状況下で同じ実験を繰り返してもらった。
結果、音楽のみが流れている環境では、その他のときと比べてお酒の味を甘いと感じる傾向が著しく増すことがわかったそうだ。これは、同じお酒でも異なる環境下で飲むと、人が感じる味には違いが表れるということを意味しているという。
教授によると、「人間は本能的に甘みを好むものです。BGMが流れている状況で甘さを最も感じたということは、音楽を聴いているときはお酒を飲みやすい状態にあるため、自然と飲酒量が増える可能性があると考えられます」とのこと。
また、「もしも、お酒を飲みやすい状況を作り出しているのが単なる音で、周囲がうるさいほうがより甘みが増すのだとすれば、被験者たちは音楽とニュース音声の両方を聴いているときにいちばん甘さを感じたはずです。しかし、結果はそうではありませんでした。これは驚くべき事実です」と説明している。
つまり、人間の味覚に影響を及ぼしているのは、「音」ではなく「音楽」であるとのこと。だから、飲酒量を抑えたければ、音楽を消すと良いという。この年末、BGMのかかっているお店では、飲み過ぎないように普段よりも一層注意するといいだろう。
参照元:Mail Online(英文)
photo: RocketNews24
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オリジナル記事: 忘年会で飲み過ぎたくない方必見! 「BGMを消せば飲酒量が減る」という研究結果
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